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左乳房温存+放射線治療

2022年、病院の仕事はじめの正月4日に主治医からの診療説明を受けることとなった。自分ひとりで行く気満々だったけど、その日、ちょうど人間ドックで会社を休んでいた夫が行けるとのこと。なんだか面倒くさいなぁと思ったのだけど、万が一、想定外の話になったとき冷静に聞いてくれる人がいたほうがいいとのアドバイスがあったのでお願いすることにしました。他人について行ってもらう通院って、それこそ、10代のころ以来だと思う。いい大人が付き添い付きだなんて・・・と、なんとなく気恥ずかしさがありながら、診察室に入室。

結果、とにかく狭い!!!
あんな狭いところに、私と夫、主治医と看護師の4人。完全に密です(笑)
こんど、こっそりCO2センサーをもっていこうと思う。

主治医のBドクターから、乳房MRIなどのいわゆる、広がり検査の結果をふまえた結果と診療計画を聞かされました。ざっくり言うと特に新発見はなく、核は小さく(大きくても1センチ)、リンパへの転移なしで、ステージ1(早期)とのことでした。抗がん剤も使わないですむと思いますとのことでした。これには、あらためて、ほっとしました。

実際には資料に従って丁寧に説明いただきました。事前に予習してあったこともあって、ほとんど不明だと思うことはありませんでした。初耳の単語がないというだけでも大きな安心感だと思いますので、やっぱり、ある程度は勉強しておくことがおすすめな気がします。

私に向けられた質問は2つだったと思います。1つは、手術の方法について。乳房温存部分切除+放射線治療にするか、全切除するかです。これは患者本人の志向に大きく依存するものと思う。とはいえ、普通に考えれば、乳房温存だと思うのに、これを選ばない方の考えはどのようなものか疑問に思い、お聞きしてみました。乳房温存というのは、部分切除のため癌細胞を取り切れない可能性もあるし、再発防止のために放射線治療が前提となっている。それで、この放射線治療を嫌う人がいるとのことでした。放射線照射そのものが嫌だという人、あるいは、放射線治療のために連日通院することを嫌がる人もおられるとのことだった。確かに、そういうことはあるかもしれない。放射線と聞いただけで怖いと感じる人も多いと思う。実際には日常生活でも結構放射線を浴びているという予備知識があった私は温存を選択しました。やっぱり小さく切ったほうが体が楽かなと思ってのことです。私は帝王切開でバックリとお腹を切った経験があり、あれがずっとシクシク痛かったことが忘れられません。先生にそのことを言うと、それよりはずっと楽だと思いますとも言われました。

もう一つ聞かれたのは、入院日程について。2月に中旬以降にセミナー講師が入っていたので、それより前のほうがいいなと思っていました。それとやるなら早くやっちゃいたい。そのようにお伝えすると、有料個室でよいなら確度高く手術を入れられる、とのことだったの、それを承諾して、2月7日と決まりました。この手術日が決まったこと、これが想像以上に自分の心が軽やかになりました。退院のときも、自分で運転して帰れますよと伺って、なぁんだ、そんなものかというイメージもつきました。

予定が決まるということは、マラソンの大会のゴールが決まったようなもので、そこまでに、どう調整していくかが自分のコントロール下に入るということであり、がぜん、心に落ち着きが出てきました。

▲手術の説明資料と各種同意書 の山!

不思議と病院で待たされる時間もさほど苦痛でもイライラも出てこなくなりました。診察室を出て、待合室を冷静にみると脱毛を隠している帽子の人がみられます。どうしても目に入りました。見ちゃいけないと思いつつ、そこで待つしかありません。

入院前後の説明、同意書のサイン、持ち帰るPCR検査容器、会計。あっという間に2時間が過ぎていました。でも、今日は明るいうちに会計まで終わりました。事前購入しておくように言われた、サージカルテープと前あきブラも、院内ローソンで入手。

▲2022年1月4日 受付人数1500人(←少な目)

次の通院は麻酔科の診察。どうせ休むならと、これに合わせて、健康診断で指摘を受けている大腸検査も入れました。別の病院ですが、運よく、この日があいていました。入院の直前には、PCR検査があります。令和の検査祭りと呼ばずになんと呼ぶ~(笑)

なんか、だんだん、やるっきゃないよね!という気持ちがわいてきました。入院も先に書いたように有料差額、しかも、結構な高級ホテル仕様のお値段です。こんな高い個室、いったい誰が入るんだ?と思います。面会禁止なのに、ソファとかミニキッチンとかどうするんだろう。無理にも使わなくちゃ(笑) 夫が『滅多にない機会だから、それにすれば?』って言ったからなんですけど、確かに滅多にないものとしたいけど、それでも高すぎないか?って思います。贅沢すぎることに罪悪感がありますが、ラン友で癌の先輩のHくんに『自分の心をコントロールできる環境を選択すべき』とアドバイスを受けていたのもあって、他の患者様のことを気にしないですむ個室にしたいとは思っていました。また、コロナで少なからず経営が圧迫されているだろう病院への貢献にもなるのかもと自分を納得させています。そして、毎日、院内のスタバやタリーズで豪遊しようと思います。

元気が出てきた別の現れとして、入院の前日に『つくば健康マラソン』という5kmマラソンがありますが、これも出ようかという気になっています。少しでも、大会まで練習ジョグして、痩せないとです。告知されてから、全く食欲は変わりません。勢いのあるうちにと思い、術後の4月に開催される、かすみがうらマラソン10マイルにもエントリ―しました。

何事も勢いが大切です。たぶん・・・(笑)


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